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こんにちは、保育園の先生をしている「つな」です。
赤ちゃんの絵本は、人気よりも「月齢に合った見えやすさ・音の楽しさ・めくりやすさ」と「親子で楽しめるか」で選ぶのがいちばんの近道です。
この記事では、0歳の赤ちゃん向けにおすすめの絵本を月齢別に7冊ご紹介します。選び方の目安、読み聞かせのコツ、誤飲への注意まで、一般的な目安も交えてまとめました。
絵本選びの手間を減らしたい方へ。「えほんばこ」では、年齢に合った絵本の選び方をまとめています。
内容や条件は変わることがあるので、最新はリンク先でご確認ください。
👉 絵本の選び方を読む

0歳の絵本選び、「これで合ってるのかな?」って迷いますよね。赤ちゃんの様子を見ながら、ゆっくり一緒に探していきましょうね。
📝 0歳の赤ちゃんの絵本の選び方は?月齢と親子の楽しさがカギ
赤ちゃんの絵本選びで大切なのは、月齢(発達)に合っていることと、読むパパやママが「楽しい」と思えることの2つです。
0歳の赤ちゃんは、お話の内容を理解しているというより、大好きな人の声や笑顔、そのやりとりを楽しんでいるのだと、私は考えています。
絵本は、まだおしゃべりできない赤ちゃんと気持ちを通わせる、あたたかい道具のひとつなんですね。
まずは、月齢ごとの選び方の目安と、この記事で紹介する絵本を一覧にしました。
| 月齢の目安 | 向いている絵本の特徴 | 紹介する絵本 |
|---|---|---|
| 〜8か月ごろ | 音の響きがよい、コントラストがはっきりしている | いっしょにあそぼ しましまぐるぐる |
| 〜8か月ごろ | 短い言葉のくり返し、シンプルな絵 | じゃあじゃあびりびり |
| 9か月ごろ | めくると絵が変わる、くり返しがある | いないいないばあ |
| 9か月ごろ | 読み手が声と表情で遊べる | だるまさんが |
| 9か月ごろ | スキンシップが楽しめる | くっついた |
| 10〜12か月ごろ | 身近なものが出てくる、音の表現が楽しい | しろくまちゃんのほっとけーき |
| 10〜12か月ごろ | 丈夫で、めくる動きも楽しめるボードブック | ボードブック がたん ごとん がたん ごとん |
月齢はあくまで一般的な目安です。
赤ちゃんの発達や好みには大きな個人差があるので、「この月齢だからこの絵本でなければ」ということはありません。書名・作者・対象年齢などは、各出版社の公式ページの記載をもとにしています。
目の前の赤ちゃんが「あ、これ好き」と見つめたり笑ったりした1冊が、その子にとってのファーストブックだと、私は考えています。
👶 赤ちゃんの絵本はいつから?新生児から読んでいいの?
0歳の絵本は、生まれてすぐの時期から読み聞かせを始めて大丈夫です。
新生児の頃は、絵本の絵をじっくり見るのは、まだ難しいかもしれません。
それでも赤ちゃんは、パパやママの声のトーンやリズムを、感じ取ってくれているように思います。
小さな赤ちゃんは「ものより人の顔」に反応しやすいと言われます。
にっこり笑った顔や、まあるい顔が出てくるページでは、じっと見つめてくれることが多いんですよ。
月齢が上がると、自分の指でページに触れたり、めくったりする子もいます。
そうなると、絵本は「読んでもらうもの」から「赤ちゃん自身が関わるもの」に、少しずつ変わっていくように感じます。
まずは赤ちゃんの機嫌のよいときに、短い時間から試すくらいがちょうどいいですよ。

🌱 0〜8か月の赤ちゃん向け絵本|音とコントラストで選ぶおすすめ2冊
生まれてから8か月ごろまでは、音の響きがよくて、色や形がはっきりした絵本が合いやすい時期だと考えています。
この時期は言葉の意味よりも、音の響きや、パパやママの声を楽しんでいるように見えます。
だからこそ、耳で楽しめるリズムや、くっきりした絵が頼りになるのだと思います。
絵がまだ見えにくい時期でも、声の高さや抑揚は届いているように感じます。
同じ絵本を、声のトーンを変えながら何度もくり返し読んであげてくださいね。
いっしょにあそぼ しましまぐるぐる
- 作・絵:柏原晃夫(かしわらあきお)さん
- 出版社:Gakken(学研)
- 出版社の対象年齢:0歳・1歳・2歳
- 発行:2009年4月(ボードブック、24ページ)
- 特徴:黒を中心とした、コントラストの強い配色
「しましま」と「ぐるぐる」、そして「顔」のイラストがたくさん出てくる、はっきりした絵が特徴の絵本です。
出版社は、黒・白・赤を中心にした、コントラストの強い配色の赤ちゃん絵本として紹介しています。
顔のイラストが多いので、小さな赤ちゃんと一緒に「にっこり」を見つけて楽しめると思います。
厚紙のボードブックなので、少し大きくなってからも、手に取って遊びやすいですよ。
じゃあじゃあびりびり
- 作・絵:まついのりこさん
- 出版社:偕成社
- 出版社の対象年齢:0歳から
- 発行:1983年7月(ボードブック、14×14cm、22ページ)
- 特徴:短い言葉のくり返しと、シンプルではっきりした絵
「みず じゃあじゃあ」「じどうしゃ ぶーぶー」のように、身近なものと、その音をあらわす言葉が出てくる絵本です。
言葉が短く、絵もシンプルなので、赤ちゃんにとってわかりやすい1冊だと思います。
読むときは、「じゃあじゃあ」で手を洗うまねをしたり、リズムに合わせて体をゆらしたり、赤ちゃんと一緒に動いてみてください。
反応が薄くても、それは失敗ではありません。
その子の好みを知るチャンスだと考えてみてくださいね。
読み聞かせで大事にしたいこと
ここで、絵本選びでよくある失敗についてお話しさせてください。
「ちゃんとした良い絵本を読まなきゃ」と気負って、文章の長い絵本を選んでしまうことは、よくあると言われます。
0歳の赤ちゃんには文章が長いと集中が続きにくく、きょとんとしてしまう子もいます。
そんなときは、「ぱっ、ぱっ」のような短い言葉をやさしい声でくり返すほうが、赤ちゃんには届きやすいと言われます。
「正解の絵本より、今この子がよろこぶ一冊」を大事にしたいと、私は考えています。
🎈 9か月ごろの赤ちゃん向け絵本|めくると変わる「くり返し」で選ぶ3冊
9か月ごろは、ページをめくると絵が変わる楽しさに気づき始める子もいる時期だと感じています。
自分の手で触って、めくろうとする子もいますが、個人差が大きい時期です。
この頃は、同じ展開がくり返される、シンプルな絵本が楽しみやすいと思います。
いないいないばあ
- 文:松谷みよ子さん
- 絵:瀬川康男さん
- 出版社:童心社
- 出版社の対象年齢:0・1歳〜
- 発行:1967年4月
- 特徴:「いないいない」のあとに「ばあ」で絵が変わる、くり返しの展開
1967年に刊行され、長く読み継がれてきた赤ちゃん絵本の定番です。
「ばあ」の瞬間に赤ちゃんの顔がぱっと明るくなる、と言われる定番の1冊です。
同じ絵本を何度も読んでほしがるのは、赤ちゃんにとってとても自然な姿だと、私は思っています。
「ばあ」のところで、読む人も大きな顔をつくって一緒に楽しめたらうれしいですね。
だるまさんが
- 作:かがくいひろしさん
- 出版社:ブロンズ新社
- 出版社の紹介文:「0歳の赤ちゃんから大人まで」(対象年齢の表記はなし)
- 発行:2008年1月(上製、20ページ)
- 特徴:「だ・る・ま・さ・ん・が」と左右にゆれるだるまさんが、ページをめくるとユーモラスな姿に変わる
「だ・る・ま・さ・ん・が」の言葉に合わせて、だるまさんが左右にゆれる絵本です。
言葉が少ないぶん、読み手が声色や体のゆれで自由に遊べる余白があります。
大げさに読むほど、赤ちゃんもパパやママも一緒に盛り上がれると思います。
くっついた
- 作:三浦太郎さん
- 出版社:こぐま社
- 出版社の対象年齢:0歳から3歳ごろまで
- 発行:2005年
- 特徴:金魚やアヒルなどが、ページごとに「くっついた」をくり返す
ページをめくるたびに、動物たちが「くっついた」をくり返し、最後は赤ちゃんとパパ・ママが一緒にくっつきます。
読み終えたあとに、赤ちゃんとほっぺを寄せ合って遊ぶのも楽しいと思います。自然とスキンシップが取れるのが、うれしいですよね。
読む人と赤ちゃんの距離が近い絵本は、安心感をつくりやすいと言われます。

🧺 10〜12か月ごろの赤ちゃん向け絵本とボードブック|身近なものと丈夫さで選ぶ
10か月から12か月ごろは、身近なものが出てくる絵本と、自分でめくっても安心な丈夫な絵本が選びやすい時期だと考えています。
スプーンや哺乳瓶など、知っているものが出てくると、手を伸ばしたり、指をさしたりして喜ぶ子もいます。
「これはスプーンだね」と話しかけながら読める絵本は、親子で会話するように楽しめると思います。
しろくまちゃんのほっとけーき
- 作:わかやまけんさん・もりひさしさん・わだよしおみさん
- 出版社:こぐま社
- 出版社の対象年齢:0歳から3歳ごろまで
- 発行:1972年(22ページ)
- 特徴:ホットケーキが焼けていく様子と、楽しい擬音
ホットケーキが焼けていく様子を、音の表現と大きな絵で楽しめる絵本です。
1972年から読み継がれてきた定番の絵本で、「おいしそうだね」と気持ちを言葉にしながら親子で読めます。出版社の対象年齢は0歳から3歳ごろまでなので、1歳を過ぎても長く楽しめそうです。
ボードブック がたん ごとん がたん ごとん
- 作:安西水丸さん
- 出版社:福音館書店(福音館あかちゃんの絵本)
- 出版社のおすすめ年齢:0歳から(読んであげる場合)
- 発行:2024年9月(ボードブック版、12×12cm、22ページ)
- 特徴:厚紙でやぶれにくく、角が丸い。くり返しのリズム
「がたん ごとん」と走る汽車に、哺乳びんやコップ、スプーン、くだもの、動物たちが「のせてくださーい」と乗ってくる、くり返しのリズムが楽しい絵本です。
身近なものが出てくるので、「これはスプーンだね」と指さしながら読めます。もとの絵本が手のひらサイズのボードブックになったもので、赤ちゃんが自分でめくる遊びにも使いやすいと思います。
価格や仕様は変わることがあるので、購入の際は出版社や販売サイトの最新情報を見てくださいね。
ボードブックを選ぶときの目安と、誤飲への注意
12か月が近づくと、自分の指でページをつまんでめくる子もいます。
物語はまだ理解できなくても、めくったり戻したりすること自体が楽しい時期です。
厚みがあって破れにくいボードブックなら、好きなだけめくらせてあげられて、親御さんも気持ちが楽になりますよね。
ただし、0歳の赤ちゃんは何でも口に入れて確かめる時期です。
ボードブックは丈夫ですが、角やページの端が欠けて口に入ってしまう可能性はゼロではありません。
絵本を読むときは、大人がそばで見守りましょう。年齢の表記は目安で、口に入れて遊ぶ時期は、赤ちゃんによって違います。
角が丸くカットされているかどうかも、選ぶときのひとつの目安になります。
布絵本や仕掛け絵本は、パーツがしっかり縫いつけられているか、外れそうな小さな部品がないかを確認してください。
絵本が傷んで欠けてきたら、無理に使い続けず、新しいものに替えることも考えてくださいね。
月齢に合う絵本をまとめて見比べたい方へ。「えほんばこ」では、絵本の定期便の比較も紹介しています。
料金やサービス内容は変わることがあるので、最新はリンク先でご確認ください。
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🧸 保育士の見方|0歳の絵本は「読む」より「一緒に遊ぶ」もの?
ここまで読んで、「うちの子は絵本をちゃんと見てくれない」と感じた方もいるかもしれません。
でも、0歳の絵本は「読むもの」というより「一緒に遊ぶもの」だと、私は考えています。
0歳の赤ちゃんとは、絵本を最後まで読み切れない日も珍しくありません。
途中で絵本をかじったり、ページをめくってみたり、パタンと閉じてみたり。
それでも赤ちゃんは、その時間をちゃんと楽しんでいることが多いようです。
月齢によって、楽しみ方が少しずつ違うと言われます。
小さな赤ちゃんは、絵よりも読んでくれる人の声と表情をじっと見ていることが多いようです。
少し大きくなると、「ばあ」のようなくり返しの場面で笑い、ページをめくる動きそのものに夢中になっていきます。
反対に、文章が長くて場面の変化が少ない絵本は、気持ちが途切れやすいように感じます。
人気のある絵本でも、合う子と合わない子がいるのは自然なことです。
その子がいま夢中なのは「音」なのか「顔」なのか「めくる動き」なのか。
その違いが、同じ月齢でも好みの差になっているのだと、私は考えています。
だから、ロングセラーは「はずれが少ない目安」にはなっても、「うちの子に合う保証」ではないと思っています。

ページをめくるだけでも、立派な絵本遊びなんですよ。「ちゃんと読めてないかも」なんて心配しなくて大丈夫。笑顔で一緒に楽しめたら花丸です。
🎁 0歳の絵本は出産祝いにもいい?図書館で借りてもいい?
0歳の絵本は、出産祝いのプレゼントにもおすすめですし、図書館で借りて試すのもおすすめです。
出産祝いに贈るなら、丈夫なボードブックで、長く読み継がれている絵本が選びやすいと思います。
たとえば、この記事で紹介した『いないいないばあ』や『しろくまちゃんのほっとけーき』は、世代を問わず知られている絵本です。
ただし、すでにお持ちの可能性もあるので、贈る前にさりげなく聞いてみると安心です。
図書館は、赤ちゃんの反応を見ながら、いろいろな絵本を試せる心強い場所です。
借りた絵本を赤ちゃんがかじってしまうこともあるので、そばで見守りながら読んでくださいね。
気に入った絵本がわかったら、あらためて購入するのも楽しいと思います。
絵本は何冊あれば足りる?
冊数に決まりはありません。
私は、気に入った数冊をくり返し読めれば十分だと考えています。
くり返しは、赤ちゃんにとって楽しく、安心できる時間になりやすいと感じるからです。

💡 0歳の絵本の読み聞かせのコツと、1歳以降の次の一歩
読み聞かせを楽しく続けるために、心がけたいことをまとめます。
- 短い言葉を、ゆっくり読む:赤ちゃんは短いリズムが楽しみやすいです
- 声のトーンを変えてみる:楽しい場面は少し高く、静かな場面は低く
- 赤ちゃんの声をまねしてみる:喃語が出たら、まねっこして返してあげましょう
- 途中でやめてもOK:飽きたサインが出たら、そこで終わりにしましょう
- 同じ絵本を何度でも:くり返しを楽しむ赤ちゃんは多いように感じます
おむつ替えのあとや、お風呂上がりなど、ほんの数分でも十分です。
1歳が近づいて、指さしや「あっ」「まんま」のような声が増えてきたら、次の一歩です。
「これなあに?」と話しかけながら読める、身近なものが出てくる絵本を少しずつ増やしてみてください。
読み手が頑張りすぎると、赤ちゃんは置いていかれてしまうことがあります。
絵本の時間が、パパやママにとっても、ほっとできる時間になりますように。
📚 まとめ|0歳の絵本は月齢に合わせて、親子で笑える1冊を
0歳の絵本選びのポイントを、あらためてまとめますね。
- 〜8か月ごろ:音の響きがよく、コントラストのはっきりした絵本(『いっしょにあそぼ しましまぐるぐる』『じゃあじゃあびりびり』)
- 9か月ごろ:めくると変わる、くり返しの絵本(『いないいないばあ』『だるまさんが』『くっついた』)
- 10〜12か月ごろ:身近なものが出てくる絵本や、丈夫なボードブック(『しろくまちゃんのほっとけーき』『ボードブック がたん ごとん がたん ごとん』)
そして、安全のために、読むときは大人がそばで見守ってくださいね。
反応が薄くても、ページをめくるだけでも、大丈夫です。
赤ちゃんの「好き」は、ゆっくり見つけていきましょうね。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。絵本は頑張るものじゃなくて、一緒に笑うもの。今日の1冊が、ほっとする時間になりますように。
💬 よくある質問
0歳の赤ちゃんに絵本はいつから読んでいいですか?
生まれてすぐの時期から読み聞かせを始めて大丈夫です。
赤ちゃんの機嫌のよいときに、短い時間から試してみてくださいね。
赤ちゃんが絵本を見てくれないときはどうしたらいいですか?
無理に聞かせなくて大丈夫です。
声のトーンを変えたり、抱っこしたまま読んだり、別の絵本を試したりしながら、赤ちゃんの反応から好きなものを見つけていきましょう。
0歳の絵本は何冊くらい用意すればいいですか?
冊数に決まりはなく、気に入った数冊をくり返し読めれば十分だと私は考えています。
足りないと感じたら、図書館で借りて試してみるのもひとつの方法です。
図書館で借りた絵本を赤ちゃんに読んでもいいですか?
図書館の絵本も、読み聞かせに使って大丈夫です。
ただし、赤ちゃんがかじってしまうことがあるので、大人がそばで見守りながら読んでくださいね。
布絵本や仕掛け絵本はいつから使えますか?
使い始める時期は、赤ちゃんの発達や商品によって異なります。
布絵本はパーツの縫いつけ、仕掛け絵本は小さな部品が外れないかを確認し、商品ごとの対象年齢と注意書きを参考にしてください。
絵本をかじったり破ったりしてしまうときは?
0〜1歳は何でも口に入れて確かめる時期なので、よくあることです。
厚紙のボードブックや角の丸い絵本を選び、読むときは大人がそばで見守るようにしましょう。
絵本選びの手間を減らしたい方へ。「えほんばこ」では、年齢に合った絵本の選び方から、絵本の定期便の比較まで、保育士の私がまとめています。
内容や条件は変わることがあるので、最新はリンク先でご確認ください。
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